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HD-PLCアライアンス

2009 CES 展示会レポート

2009年1月8日から11日(現地時刻)、米国ネバダ州ラスベガスで世界最大の家電/エレクトロニクス製品の展示会「2009 International Consumer Electronics Show」(CES)が開催された。HD-PLCアライアンスは2008年に続き今回も出展。特に、今回は、昨年12月にIEEEでHD-PLC方式がPLCのベースライン通信技術として承認されてから、最初の展示会となった。米国では「HD-PLC」を活用したユニークな機器やサービスが相次いで登場しており、「HD-PLC」がもたらす家庭やビジネスの近未来像に対する関係者やユーザーの反応をうかがい知るうえで重要な場となった。

「HD-PLC」はテレビをさらに楽しく使いやすくする

44社が計70品目を出展した2009年の「HD-PLC」ブース

今回の「HD-PLC」ブースには、「HD-PLC」を利用したビジネスを展開する44社が計70品目を出展。プレゼンテーションを行う「メインステージ」のほか、「AVストリーミング」「ビジネスソリューション」「グリーンユビキタス」「ホームコントロール」の各コーナーに分かれて、各社が「HD-PLC」をベースにしたさまざまな商品やサービスを紹介した。

メインステージでは、2008年秋に日本で行われた「CEATEC JAPAN」で披露した電気自動車との連携に加えて、ネットワーク接続機能を持ったテレビにアダプターをつなぎ、テレビ画面で、簡単にインターネットを見る様子が紹介された。また、特にブルーレイプレーヤーとテレビの間のケーブル接続を、「HD-PLC」を使うことで簡略化できる米AudiovoxのHDMI-PLC変換アダプターのデモには、来場者の関心が高かった。例えば別々の部屋で、薄型テレビとブルーレイプレーヤーを離して設置してもブルーレイの映像を楽しめるため、薄型テレビの利点を最大限に引き出せるからだ。

富士通と台湾Averlogicも、「AVストリーミング」のコーナーに動画像を小さく圧縮できるH.264という技術を利用した同様のHDMI-PLC変換アダプターを出展し注目を集めた。

リアルタイムの情報が見られる“デジタル看板”に人だかり

AOpenのネットワーク対応デジタルサイネージプレーヤー

「ビジネスソリューション」のコーナーで注目を集めたのは、台湾AOpenが出展したネットワーク対応のデジタルサイネージプレーヤーの試作機と、アイクロンと台湾Heisei Electronicsが出展したPLCアダプター内蔵USB変換器だ。AOpenのデジタルサイネージプレーヤーは、ディスプレイにつなぐことで広告映像を映し出す“デジタル看板”。あらかじめプレーヤーに蓄積したデータだけでなく、「HD-PLC」経由でダウンロードしたリアルタイムの情報を表示できる点が新しい。画面を分割して、PR部分の隣にニュースや現在の株価情報を表示させるといった使い方が可能になる。

アイクロンとHeiseiが出展したPLCアダプター内蔵USB変換器

またアイクロンとHeiseiのUSB変換器は、USBインタフェースだけを持つ機器をネットワークに接続するためのもの。展示ではUSBカメラが撮影した映像を「HD-PLC」のネットワークを介して別のPCで見るデモが行われた。

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