7.コンセントLANを実体験

展示ブースには、来場者が自由にコンセントLANを体験できるコーナー(写真左側)も設けられた。PLCアダプターを接続したパソコンやテレビで、違和感なくインターネットを利用できることを試しながら、「家庭内の、どのコンセントでも使えて便利ですね」「映像コンテンツでも自宅できれいに映りますか」など質問する様子が見られた。また、国内・海外メーカーのPLCアダプターなど応用商品を含めた展示の「HD-PLC」ラインナップ(写真右側)も好評であった。
8. 電力スマートグリッドで注目集める理由を解説

メインステージでは、コンセントLANの手軽さや、「HD-PLC」によるカメラや電気自動車との連携などに加えて、次世代送電網、いわゆる「スマートグリッド」の実現のうえで「HD-PLC」が注目されていることが紹介された。スマートグリッドの大きな狙いの一つは、家庭や企業が太陽光発電や燃料電池などで発電した電力を活用し、その発電量に合わせて発電所の稼働を最適化することで、発電所から排出されるCO2を削減すること。ステージでは「HD-PLC」がなぜスマートグリッド実現に有効な技術なのか、世界各国ではどのような取り組みが始まっているのか、などが紹介された。
9. 電力会社との実証実験開始などを発表

CEATEC JAPANの会場で開催されたセミナーでは、HD-PLCアライアンス会長の荒巻道昌氏による講演「HD-PLC(電力線通信)のグローバル展開と国際標準化動向」も行われた。荒巻氏はスマートグリッドをはじめとした環境保護に「HD-PLC」が果たす役割や、京都府精華町で行われている電力量可視化プロジェクト、IEEEでのPLC国際標準化やブラジルや中国の業界団体との提携などについて、進行状況などを解説した。また福岡市にある「HD-PLC」検証ハウスでは、電力会社との実証実験を新たに始めたことを紹介。家庭への太陽光発電の普及が電力網にどういう影響を与えるか、スマートグリッドで注目を集める「HD-PLC」と共同で検証していく計画という。
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